アルミホイールのガリ傷をDIYで補修しよう【化粧の極意】

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迂闊な運転でアルミホイールにガリ傷を作ってしまいました。

板金塗装の要領で補修できそうですが、同色の塗料が手に入りません。
種類の塗料を自分で調合し、ほぼ見分けがつかない修理ができました。

あれこれ工夫しながら行った、実際の修理の方法を紹介します。

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小さなキズでも心の傷は大きい‥

キズは迂闊な運転のせい

歩道に縁石のある、片側1車線のやや狭い道。
わずかにS字に曲がったところを通過したとき、ゴツっと音がしました。
石ころを踏んだのかなと思いましたが、家に着いてよく見たら、トホホなことに‥

思ったより左の縁石に寄り過ぎたのか、後輪を少し擦ったようです。

よくあるガリ傷ですが、新しくてきれいなホイールなので、心がヘコみますね‥

修理の方法はいかに

人の足なら、絆創膏を貼っておけば、なんてことのない程度のキズです。
でも、アルミの地肌ですから、時間の経過で多少は目立たなくなりますが、洗車のたびに目に入るのは辛いもの。

カー用品店に「キズ隠しステッカー」というのがあります。
ホイールとステッカーの色がマッチするなら良い方法かもしれません。
でも、ピタリ合うのはなさそうだし、もう少し補修のレベルを上げたい。

ネットで探してみると、隣町にホイールリペア専門店が見つかりました。
修理代の目安では、この程度のキズは1万6千円程で治るようです。
修理をお願いするか、DIYに挑戦してみるか…

傷は小さい‥ ということは、失敗しても大したことにはなりません。
ダメもとでやってみることに。

塗料メーカーのHow To動画を思い出しました。
いかにも簡単そうです。
傷のギザギザ部分をパテで埋めて、同色の塗料で塗装すればいいだけだ

DIYのスキルアップになるし、楽しいdiyをやってみよう♪

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材料と道具で楽しいDIY

同色の塗料を手に入れるには‥

必要十分な材料と使いやすい道具が揃うと、DIYは格段に楽しくなるはずなんですが‥
まだ、成否を分ける重大なポイントのメドが立っていません。

果たして同じ色の塗料は手に入るだろうか?

レヴォーグ君はプラウドエディションという特別仕様車です。
アルミホイールも専用で、ガングレー系の塗装がしてあります。
車体の色なら、ボンネットを開ければカラーコードが書いてありますが、ホイールの色まで記載されていませんでした。

メーカーに聞くのが一番ですね。
「SUBARUお客様センター」に問い合わせました。

メールの回答は「アルミホイールにはカラーコードが設定されていないので、ご案内できる情報がありません。ディーラーにご相談ください。」でした。

うー残念、同色の塗料の入手は諦めるしかないのか‥

すっかりモチベーションが下がったのですが、とりあえずホームセンターで似た色を探してみることに。

カーコーナーには、補修用のスプレー缶とタッチアップペイントが沢山並んでいます。

シルバー系は種類が多いのですが、もちろん同色のペイントはなく、それぞれ明暗や色あいが微妙に違っています。
調色の経験なんてありませんが、色合いの特徴を見ながら2,3種類混ぜ合わせれば、「ほぼ同色」が作れるかもしれません。

ダメもとでやってみることに。

中身を取り出して混ぜ合わせるには、スプレー缶よりタッチアップペイントがいいですね。量もたくさんいらないし。

現物のホイールの色は、金色がかったシルバーで、やや暗い色です。


色あいをしっかり目に焼き付け、売り場に戻って選んだタッチペンは、この3色。

  1. 「現物より白っぽいシルバー」
  2. 「現物より金色っぽいシルバー」
  3. 「黒」

色の知識は全くありませんが、
「1」と「2」を混ぜれば、中間的な色合いの金色がかったシルバーになるだろう。
おそらく明る過ぎるので、「3」の黒い塗料を少しづつ足すことで、暗さを合わせられるはず。

ほんとにそうなるのか、まさにシロウト的発想ですけど。

あと、ラッカー薄め液と容器も一緒に購入しました。

(かき混ぜ棒はマックのコーヒー用♪)

はじめて使うエアブラシ

小さな傷とはいえ、タッチアップペイントのキャップに付いている小さな筆では、とてもキレイに塗れそうにはありません。
プラモデルなどの塗装に使うエアブラシはどうだろう。
使ったことはないのですが、繊細な塗装に向いていそうです。
この機に、DIYの幅を拡げてみるかな。

アマゾンで検索すると、たくさん出てきますね。

購入したのは、ハンドピースとコンプレッサーがセットになったもの。
ハンドピースは、空気と塗料の量をそれぞれ微妙に調整できるダブルアクション。
コンプレッサーは、指を離せば自動停止する機能が付いています。

おおー、クロームメッキのハンドピースがきれい。
なんかマニアっぽく、すでに塗装のベテランになった気がして、血が騒ぎますね。

ハンドピースはダブルアクション。
レバーボタンの操作方法は、押す加減でエアーの量が変わり、押したまま手前に引く加減で塗料の吐出量が変わります。

購入した時点で6千円ちょっと。塗料と合わせて約8千円。
奥さんには、あえて言いません。「修理屋さんにお願いした方がよかったんじゃない?」なんて言われそうですし。

いいんです、前から気になっていたアイテムなので、良いきっかけでした。
道具はこれからも別のDIYに使えますしね。

塗装に必要な材料

塗料とエアブラシのほかに必要なものは、

  • アルミの凹を埋めるパテ
  • 600~1000番位のサンドペーパー
  • 油分除去用のシリコンオフ
  • 下塗り用のプラサフ
  • 仕上げの上塗り用のクリアー塗料
  • つや出し用のコンパウンド
  • マスキングテープ、新聞紙、紙コップ

といったところです。
ほとんどは以前のDIYで使った残り物でなんとかなりそう。

アルミ用のパテは今回購入して、千円くらいでした。

材料と道具はひと通りそろえたし、いよいよ作業にとりかかろう。

楽しいDIY♪~