DIYで ゆるい 楽しい オイル交換【上抜きだから簡単♪】

クルマのメンテはDIYで

クルマのエンジンオイルは、オイルパンのドレンから抜くのが一般的。
リフトが使えないDIYでは、オイル交換はなかなか面倒な作業でした。

今、乗っているレヴォーグ君(VM4)のエンジンは、上抜きでも大丈夫。
おかげで、オイル交換は楽しい作業になりました。

手動式オイルチェンジャーを使った、エンジンオイルの上抜き交換の方法を紹介します。

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相方は手動式オイルチェンジャー

心も軽やかオイル交換… ちょっとめんどくさいけど。

レヴォーグ君のオイル交換をします。
あまり距離を走らないので半年ごとに交換していますが、今回は3,500㎞程です。
ちょっともったいない気もする…

スバルの点検パックに入っているので、半年後には12か月点検でオイルとフィルターを交換してもらえます。
6か月点検はありますが、オイル交換は含まれていません。あと半年経つと距離が伸びそうなので、メカを労わって交換することにしました。

オイルは、純正の SUBARU MOTOR OIL 0W-20。
何度か交換することになるので、20L缶を買っています。

レヴォーグ君は結構大喰らいで、1回に5リットル使います。
ということは4回分。購入時は16,400円だったので、1回あたり4,100円。DIYで交換してもそこそこしますね。

オイル交換は手も汚れるし、気持ち6割は面倒くさいですが、4割は楽しいDIYです。

休日、秋の気持ちの良い日に作業しました。

作業の相方はこれ、
手動式オイルチェンジャー。
レヴォーグ君が来る前から、何度か使って重宝しています。

これを使用する前は、床に敷いたレジャーシートに寝転んでエンジンの下に手を伸ばし、力の入らない苦しい姿勢でドレンボルトを緩めて… なんていわゆる下抜きでオイル交換をしていました。
どうかするとオイルが腕を伝い、受け皿周りの床を汚したり、手も廃油まみれになって、ちょっとうんざり。
なんでこんなことやってるの… 途中で後悔することもありました。

今では、上抜きができるので、こうした煩わしさから解放され、結構、楽しい作業になっています。

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最後の1滴まで…

エンジンルームの中。
右の矢印がオイル注ぎ口のキャップ。
左の矢印がオイルの量を点検するオイルレベルゲージです。

こんな風にエンジンルームの脇に置いて使います。

「おまえ、何してるん?」
 そんな、睨まなくてもいいやん・・・「気にせんといて」

オイルレベルゲージをパイプから抜いてチェンジャーのチューブの先を入れ、オイルパンの底に着くよう感触を確かめながら入れていきます。

オイルチェンジャーのタンクの上に立っている筒は空気ポンプです。
赤いハンドルを、重くなるまで上下にポンピングすると、タンク内の空気が吸い出されて負圧になり、チューブの先からオイルが吸い込まれていきます。

5Lを抜き終わるには、何度かポンピングを繰り返す必要があります。
でも、手動式なので電動ポンプのような騒音もなく、作業はマイペース。静かな住宅街でも気にならなくていいですね。

オイルパンが空になると、ズルズルと音がして、チューブの中に空気が混じってくるのがわかります。ポンピングで負圧を保ちながらチューブをわずかに押したり引いたりして、最後の1滴まで… のつもりで抜き取ります。

黒っぽいオイルが透けて見え、5Lのほぼ全量が抜けたみたい。
オイルの上抜きは、構造上 難しい車種もありますが、レヴォーグ君は相性いいです。

このオイルチェンジャーを初めて使った時に、タンクに水を量りながら入れて、0.5Lか1Lごとに目印のラインを描いたので、透けて見える位置で量が大体わかります。

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オイルジョッキ3杯はちょっと面倒

ここから作業は折り返し。新しいオイルをエンジンに注ぎます。

オイルジョッキにペール缶から移し替えますが、20リットルのペール缶は重いので、抱え上げなくて済むようにブロックなどの上に置いて少し高くしてから傾けて注ぐのが楽です。
ペール缶用のノズルは、空気穴があってスムーズに注げます。

手持ちのオイルジョッキは2L用なので、5Lだと3回に分けて注ぐのがちょっと面倒。

ジョーゴをオイルの注ぎ口にセットして注ぎます。

0W-20のオイルは注ぐときに粘度が低いことがよくわかります。
さらさらな感じですね。

注ぎ終えたら、オイルレベルゲージを戻して、アッパーの印穴までオイルが付着することを確認して交換終了です。

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後始末は「オーマイガー!」に気をつけて

めんどくさいのは後始末。
ここからは、どうしても手が汚れてしまいますね。

廃油の始末は、家庭ごみとして捨てられるというオイルパックを使いました。

中には、綿みたいなのがぎっしり入っています。
廃油を注ぐ前に、ビニル袋の口を外側に折って広げておくと安心。

こうすると、注ぐ途中に風などで不意にビニルの端が開口部を覆ってしまい、袋の外側を油まみれにしてしまうことを防げます。
前回忘れてて、そよ風のイタズラに オ~マイガー! でした…

タンクの廃油を注ぎます。

5L用のパックに5L注いだので、ほんとに満杯な感じ。

ビニル袋の口を付属の結束バンドで固く締めて終わりです。

廃油たっぷりでずっしり重いオイルパック。
ガムテープを巻いて補強し、ごみ袋を二重にして家庭ごみと一緒に出しました。

ジョーゴやオイルジョッキの後始末は、どうしても油で手が汚れてしまいますね。
使い捨ての薄いビニール手袋も使いましたが、やっぱり最後は油まみれ。
これがオイル交換の面倒なところです。

手をよく洗ってエンジンをかけてみます。
オイル交換すると、エンジンが軽やかになったような気がするのは……私だけかな。

奥さんも時々車屋さんでオイル交換してますが… 「うーん、別に 変わらないけど…」

エンジン軽やか、心も軽い…
何はともあれ、気分良く乗れればいいってことですね。