子育て中の息子夫婦からのリクエストに応え、シンプルな踏み台を作りました。
数百円の材料で簡単に作れる頑丈な踏み台です。
DIYするのに役立つ簡単な設計図と、材料の加工の仕方を紹介します。
子どもに大人に お役立ちの踏み台
ひとりでできる ちびっこ手洗い
孫は、元気いっぱいの2歳児。
どろんこ遊びから帰ってきて、キッチンや洗面で手洗いさせるとき、体重10㎏を超えてからは、抱きかかえるのがとても大変そうです。
踏み台があれば、自分で手洗いできるのに。
苦しくないだろうし、親もラクだしね‥
というわけで、様子を聞いた翌日、ささっと作ってしまいました。
ひとりでできるとうれしいね ♪
昇って降りて 大人の運動不足解消
実は、同じものを15年くらい前に作って、自分で長らく愛用しています。
当時、NHKの「ためしてガッテン」が、手軽な健康法として踏み台昇降運動(スローステップ運動)を紹介しているのを見ました。
雨天で散歩できなくても室内で有酸素運動ができるし、朝晩10分程度やれば、血液検査もへっちゃらなんて。
中性脂肪が気になる身としては、やらない手はない‥
それ専の踏み台は数千円もしたので、材料を買って自作しました。
始めた踏み台昇降運動の効果はかなりのもの。
10分程度でも汗ばんできますし、数か月後に受けた血液検査は、何も異常がなくてびっくりでした。
というわけで、知人にもあげたりして、これまで同じものを3台作りました。
今回はちびっこの手洗い用ですが、同じ造りでOK。
久々ですが、作り方のおさらいするまでもなく、ただ木材をカットしてねじクギを打つだけでした。
いたって簡単、自作の踏み台
シンプルな構造と安価な材料
ホームセンターで購入した材料は、
・1×4材(6フィート≒182cm)
・2×4材(3フィート≒91cm)
両方で税込570円でした。
あと、ねじクギ(コーススレッド)65mm、41mm、32mmのもの数本。
本数は少なくていいし、無いときは100均でも買えます。
今回は手持ちのもので間に合いました。
下の図のように加工して組み立てます。
踏み台として安全なのは、昇降するとき、バランスを崩して端っこを踏んでもひっくり返らないことだと思います。
なので、天板の端が脚より外側にはみ出さないようにしています。
材料のカットと組み立て
長いワンバイ材と、短いツーバイ材。
自作の丸ノコガイドでカットします。
メジャー付きのストッパーは、同じ長さで量産するとき、とても便利。
あっという間にカット終了。
端っこはヤスリできれいにね‥
脚と脚を繋ぎます。
コーナークランプがあると正確に組めていいです。
ネジ止めする前に接着剤を塗っておきます。
脚部が完成。
ネジ穴の位置決めにはこれを使っています。
ツーバイ材用の定規なので簡単。
天板も構造の一部になっています。
できあがりー
今回、使って便利だった道具。
アルミコーナークランプ
ツーバイフォー定規
ワンタッチビットジョイント
ワンタッチビットジョイントは、下穴を開ける場合にあると便利です。
ドライバーとドリルのビット交換のとき、いちいちチャックから外さなくても、ローレットをスライドさせればワンタッチでできます。
作業は道具、便利な道具を使えばDIYがはかどって楽しいです。