仕上がりは、まあいいや
自作したパーツについて、もう少し詳しく紹介します。
3DプリンターはANYCUBIC MEGA-S、モデリングにはFusion360を使用しています。
作成したパーツのアウトライン。
・サポート部は上下2分割で、つなぐのはボールジョイント。
・パネル面にアジャストできるように下部が可動。
・プラグのホルダー穴を装備。
・素材は柔軟なゴム系のTPUフィラメント。
モデリングの完成形。


上下2分割で、ボールが付いた方がパーツの上部、くぼんでいるのがパーツの下部。
ボールとくぼみをジョイントすれば、一定範囲で自在に動かせます。
下部はDCプラグのホルダーにするので、裏側はDCプラグを収納できるような構造にしています。


サイズはかなり小さくて、合体した状態でも 高さ17㎜、幅30㎜、厚さ9㎜。
モデリングの段階では上の画像のように、小さなパーツもかっちりした図が描けます。
でも、実際に3Dプリンターでプリントすると、解像度というか精度の限界で、造形が甘くなってしまいますね。



プラグを収納するホルダー部のくぼみの形状があいまいなのと、ボールの首部分のつぶれなどは、少し熱でダレた感じがしますね。
DCプラグの径は4mm。


上下を合体したところ。
ボールを中心に可動します。


ナビホルダーの底部にボール側を貼り付けて‥

ダッシュボードの上面に沿うよう下部をアジャストして、プラグを挿入。


「うーん。そんなにこだわるほどのことでもないかも‥」
そもそものきっかけを作った奥さんは、案の定、プラグをぶらぶらさせたまま走り回っています‥
こだわりのパーツはあれこれ考えている間が楽しいもの。
必要性はともかく、意図したとおりに作れたので、まあいいや、かな。