DIYでブルーレイレコーダーの光学ドライブ交換

光学ドライブが故障したブルーレイディスクレコーダーのコミカルなイメージ図 生活を楽しむ道具

2010年製の三菱BDレコーダーDVR-BZ240
1年ほど前、故障したHDDを交換しました。

修理後は快調だったのですが、いかんせん10年選手。
今度はブルーレイの光学ドライブが故障のようです。

DVR-BZ240は、CMカット機能を搭載した最後の機種。
捨てるには惜しいので、中古ドライブを手に入れ修理してみました。

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意味不明なエラーメッセージ

故障する前、電源を入れると、時々、こんなエラーメッセージが現れていました。

「未対応のディスクかキズや汚れのため読み込めません。
 ディスクを取り出して確認してください。」

 いえ、ディスクは入ってないんですけど‥

これが表示されている間は、「確認」を実行する以外、何もできません。
「確認」するとトレイがオープンし、メッセージは消えます。

この状態ならHDDでテレビの視聴や録画・再生はできるようになりますが、トレイがオープンしたままではディスクの視聴ができませんね。
そこでトレイを戻すと読み込み動作が始まり、再びメッセージが出て何もできなくなってしまうのです。

トレイを出したり入れたり、無限ループ‥

不調の始めの頃は、DVDなどのディスクを入れて正常に認識されると、問題なく使えるようになっていたのですが‥
不具合が常態化し、ついにダマしのテクニックも効かなくなりました。

これからは、トレイを ベローんて出したまま使うのか。
天才インシュタインも ベロ出し好きみたいだ‥ 関係ないけど。

さてさて、原因はやはり、経年劣化でしょうか。

以前、HDD交換のためサービスモードで起動したとき、「BD/DVDドライブ自己診断」というメニューがあったのを思い出しました。
何か手掛かりになるかも。

サービスモードは、本体の「電源ボタン」と「チャンネル下げボタン」を同時に10秒程度押し続けると起動します。

BD/DVDドライブの自己診断を実行するとこんな画面が現れました。

指示どおりDVD-Rを入れてみたのですが、もはや診断以前の問題なのか、先へ進めません。

ドライブを交換することにして、ヤフオクで3千円ちょっとの中古品を購入しました。

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BD光学ドライブの交換

ドライブの交換は、ねじ回し1本で簡単です。
これで元どおりになると思うと、やる気満々!

でも、その前後には、配線でごちゃごちゃのラックから本体を取り出し、また元に戻す作業があって、ちょっと腰が引けますね‥

やっと取り出して‥

これからあとはやる気の湧く作業。
筐体の側面と後面のビスを抜いて蓋を外します。

交換する前に、購入した中古ドライブにケーブルを挿し替え、サービスモードでドライブの自己診断を実行してみました。

結果は「OK」、大丈夫そうです。

交換は簡単で、コネクタの抜き挿しと、ネジ止めされた本体を脱着するだけです。

HDDの交換と違って、シリアル更新やフォーマットは必要ありません。
これでできあがりー

蓋をして、作業完了!
ディスクの再生OK、書き込みはそのうちチェックするかな。

これで意味不明なエラーメッセージは出なくなりました。

中古ドライブなので、いつまでベロ出しせずに使えるかわかりませんが、とりあえず、めでたし、めでたし‥

ドライブの不調の原因としてよく挙げられるのが、レーザーピックアップのレンズの汚れです。
交換後で今さらですが、故障した方のドライブの上蓋を外してみました。
中は、ほとんどホコリもなく、レンズも特に汚れているようには見えません。

一応、眼鏡のレンズ拭きで表面を拭いて再度接続してみましたが、復活しないので、やはり他の原因があったのでしょう。
専用のレンズクリーナーは、2、3千円しますし、普段の使用環境は悪くなかったこともあり、最初から安価な中古品に交換したのは正解でした。
まあ、予想に反して、最後にレンズを拭いたところでドライブが復活していたら、ちょっとヘコんだでしようけど‥

1年ほど前にHDDを交換したときの記事はこちら
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