DIYでバラのオベリスクをリニューアル

玄関わきのバラのオベリスク 生活を楽しむ道具

玄関脇にあるバラのオベリスク。
ある日、気がついたらこんな状態になっていました。

倒れたバラのオベリスク

玄関先だから、みっともないな‥

というわけで、早々に新しいオベリスクに取り替えました。

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オベリスクは後付け可能?

倒れた原因は、オベリスクの腐食です。
肉厚の薄い金属パイプは、10年ほどでボロボロに朽ち果ててしまいました。

腐食した鉄パイプ製オベリスク

さて、これを元どおりにするにはどうすればよいか‥
トゲトゲだらけのバラの木は、なるべく触りたくないんですけど。

生えているバラの木に後付けするとなると、少なくともリング部分は分割できないとムリですね。

アマゾンで見つけました。

daim(第一ビニール) のローズオベリスク。

第一ビニールの製品
オベリスクのパッケージ
オベリスクのパッケージ

リングは分割式で、径は従来のものと同じ40cmですが、高さは220cmと180cmの2種類があります。
以前は220cmのものでしたが、今回は扱いやすい180cmを選択。
背が高いと、強風のとき不安になります。
これまで、台風の前には3方にロープを張って備えていました。

これが袋の中身。

第一ビニールのオベリスク
パッケージの中身

二分割のリング、ストレートパイプと曲げパイプ、ジョイントなど。

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daim ローズオベリスクの組み立て

さて、袋の裏に印刷された説明書を読んだら、工具不要で組み立てはとてもカンタンそう♪

第一ビニールのオベリスクの組み立て説明書

と、思いきや‥

実際には、茂った枝のトゲから身を守りつつ、パイプを継いでリングをはめて‥、なんてムリでした。

仕方なく、根元から二本に分かれている枝の太い方をバッサリ切り、残った細い枝を小ぶりにまとめることにしました。

バラの木の根元

仮の支柱で支えていますが、細い枝はなんとも頼りない感じ。

オベリスクを後付けする前の細いバラの木

しかし、オベリスクを後付けするには、やはりこの方がラクでしょう。

まず、組み立ての第一歩は脚パイプを土中に挿す作業です。
4本の高さを揃えるため、土中に埋める20cmの位置にマスキングテープの目印をつけました。

脚パイプを埋める部分の目印

支柱の位置を決める際に、元のオベリスクとリングのサイズが同じだったのはラッキー。
古い支柱を抜いた穴に、新しい支柱を埋めればよいですからね。

パイプを挿しやすいよう、プラスチックのペグでグリグリ、穴を大きめにして挿し込みました。

プラスチック製のペグによる穴堀り
オベリスクの組み立て①
土中に脚パイプを差し込み

注意点として、説明書に書いてあるのですが、なかなか挿し込めないからといってトンカチで支柱のテッペンを叩くのは厳禁です。
パイプの先の6cm程の継ぎ手部分は、本パイプより径の小さいパイプを打ち込んで固定してあるのですが、この部分を叩くとどんどん奥に入ってしまい、気がついたら、継ぎ手がほとんど埋もれてしまった、なんてことになります。

実は、最初の1本でこれをやらかしてしまい、継ぎ手が3cmほど短くなってしまいました。
ロッキングプライヤー2丁とドライバーを使って元どおりにできたのですが、試行錯誤で写真を撮る余裕もなく、詳しい説明ができないのは残念‥。
まあ、とにかく、支柱を叩かなければ問題ないです。

脚パイプの埋め込みが終われば、あとはカンタン。

オベリスクの組み立て②
1段目

次は2段目のパイプ。

オベリスクの組み立て③
2段目

曲げパイプを挿し込んで…

オベリスクの組み立て④
3段目の曲げパイプ
オベリスクの組み立て⑤
3段目の曲げパイプ

ジョイントで繋ぎます。

オベリスクの組み立て⑥
曲げパイプをジョイント
オベリスクの組み立て⑦
3段目の完成

「ギボシ」を取り付けて、完成 ♪

オベリスクの組み立て⑧
ギボシの取り付け

枝が少ないので、簡単にまとめられそう。

オベリスクに巻き付ける前のバラの木

スッキリ、できあがり~

バラを巻き付けて完成したバラのオベリスク
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まとめ

バラのオベリスクは玄関先の良いアクセントなのですが、年数が経ち大きく茂ってからは持て余し気味でした。
オベリスクが朽ちて、リニューアルするきっかけになったことは幸いだったかもしれません。
新しいオベリスクも、安価で鉄パイプは肉薄のため、何年か後にはまたリニューアルすることになるでしょう。
でも、今回のように楽しみつつ作業できるなら、それも悪くないかな…