暗い駐車場
お家のカーポートに、DIYで照明を取り付けました。
いきなり【after】

ここから【before】
「駐車場が暗くて… カーポートに灯りが欲しいんだけど。」と、奥さんがひと言。

「そうだねー。」
電気のDIYをしたくて第二種電気工事士の資格を取ったのですが‥
工事の経験がほとんどない「ペーパー電気工事士」です。
何かそれらしいことをやってみたい。
カーポートの照明なんか手ごろな気がする‥
さて、どんな照明にしよう‥
近所にはセンサーライトを取り付けているお宅が多いみたいです。
電源が電池かソーラーバッテリーのタイプなら、電気工事が不要で簡単。
さらに人や車に反応して自動点灯してくれるので、カーポートの灯りとしてはピッタリですね。

でも、メリットばかりでなく、気になる部分もあります。
100V電源が引いてこれるなら問題ありませんが、電池式だと交換するのが煩わしいし、ソーラータイプは内蔵バッテリーの寿命が2年程度と短いです。
また、センサーはカーポートの前を通る人やクルマに反応し、不用意に点灯して散歩中の人を驚かせてしまいます。
センサーの向きを調整すれば解決できるのかどうか‥結構むずかしそうですね。
それに、点灯しているとき、あまり動かないでいると自動的に消灯してしまいます。
メリット・デメリット両方あるセンサーライトですが、便利なのは間違いありません。
でも今回は、せっかくの資格を活かして本格的な「電気工事」をやってみたい‥
というわけで、家庭用電源を引きスイッチでON・OFFする照明の仕様を考えることに。
本格的な照明の仕様とは
スイッチはどこに取り付けるか
4本ある柱の、対角の位置2カ所にスイッチを付けたら便利そう。
家の階段の上下にあるスイッチのように、どちらからでもON・OFFできるようにしたい。
そうすると、配線は電気工事士の資格を取るときに勉強した3路スイッチを使います。
住宅にはよく使われている配線方法だし、なんとかなりそうな気がする…
あと、コンセントも欲しい。クルマのメンテナンスに電動の道具を使うこともあるので。
そうそう、器具類は全部、防水仕様を選ばないと。
照明器具と設置方法はどうするか
カーポート内をムラなく明るくするために、ライトは前後の梁に、計6個取り付けるのがよさそう。
光源が多いとクルマもきれいに輝いて見えるし、カーポートのグレード感もアップしますしね。
6個だとこんなイメージ‥

照明器具は、今どきなのでLEDでしょう。
明るさは、10ワットのLEDなら白熱電球60ワット以上の明るさがあるので、合計60ワット程度あれば十分明るいはずです。
というわけで、まずはアマゾンで照明器具を探してみました。
あまたある中、10ワットの小型で安価な投光器が気に入ったので、工事の手間はかかるけれど、6個取り付けることにしました。
前後の梁に3個づつ取り付ければ、ムラなく照らし、見た目にもスマートな仕上がりになりそうです。
これで、一気にモチベーションアップ。

配線図を描いて材料を揃える
考えをまとめるには、図面で考えるのがいいですね。
電気工事の経験は、壁のスイッチを取り替えた程度でほとんどなく、浅い知識で配線図を描いてみました。
カーポートは、YKK レオンポートneoです。

必要な材料は、ホームセンターやネットで調べ、揃えてみました。
下の表のように費用もかかりますが、仕上がりや配線工事の内容から想像するに、業者さんに照明取付を依頼するよりずいぶん安上がりになるんじゃないかと思います。












材料が揃うと、なんだかワクワクしますね。
いよいよ工事の始まり。まずは屋外へ電源を引き出すところから ↓
