DIYでカーポートに照明をつけたい③【配線工事は楽しいdiy】

お家で電気工事
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鉄と勝負

電源が確保できたので、いよいよカーポートの配線工事です。

↓ 灯りプランと電源を引くまでの記事はこちらから ↓

カーポートの外観をすっきり保つには、配線は目立たない方がいいですね。
なので、手間はかかりそうですが、ケーブルをカーポートの柱や梁の中に通すことにしました。
アルミの素材なので電動ドリルで穴をあけるのは、それほど大変ではなさそうですし。

と、軽く考えていたのですが、実は大きな問題が…。

カーポート(YKK レオンポートneo)

YKKのホームページから「レオンポートneo」の組立説明図を調べたところ、梁と柱の接続部分には結構厚みのある鉄の連結金具が使われていました。

投光器は梁に、そのスイッチは柱に取り付けるので、連結金具に穴を開けてケーブルを柱に垂らすことになります。
梁のアルミと連結金具の鉄が重なったところに穴を開けるのは、なかなか大変そう。

カーポート(YKK レオンポートneo)組立説明図

図のように、梁のフタをしているキャップは3本のビスを抜いたら外せます。
しかし、梁の中は狭く、電動ドリルが入るほどのタテの寸法がありません。
外から斜めにドリルで掘るのは、堅い鉄には難しそうです。

カーポート(YKK レオンポートneo)の梁の中

何か良い方法は、と調べたら‥

いました、救世主が。
ドリルの軸の方向を90度変えるL型アダプターというものがありました。

L型アダプターの製品はいろいろありますが、強度の関係からか、多くはドライバービット専用で、ドリルビットが使用できるものは限られています。
今回はドリルを使用するので、アネックス(ANEX) 強靭 L型アダプター AKL-600という製品を選びました。
ずっしり重くて、名前どおり強靭な感じがします。

電動ドリルドライバー用のL型アダプター(アネックス(ANEX) 強靭 L型アダプター AKL-600)
 
アネックス(ANEX) 強靭 L型アダプター AKL-600

価格は5千円もしますが、ここまできたら、想定外の出費でも手に入れるしかないので‥
今回、こちらのステップドリルも合わせて購入しました。

ドリルビット(ステップドリル)

使うときはこんな風になります。
なんだかカラスのようにも見えて、愛嬌がありますね。

電動ドリルドライバーに取り付けたアネックス(ANEX) 強靭 L型アダプター AKL-600

これなら梁の中でドリルが使えます。
開ける穴は、カーポートの強度を犠牲にしないよう、なるべくケーブルの太さぎりぎりのサイズにします。
カラスの頭をおさえながら、ガガガッてやりました。

 L型アダプター によるカーボートの配線用穴あけ

穴の径は12㎜、3芯のVVFがなんとか通ります。

これで鉄との勝負はなんとかクリアすることができました。
難しいカベを越えると楽しくなりますね 

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梁と柱は長くて暗くてやっかい…

梁から、開けた穴を通して柱の中にケーブルを降ろし、柱のスイッチに接続するのですが、そのためには、いったんケーブルを柱から引っ張り出さないといけません。
柱の強度を損ないたくないので、穴はなるべく小さくしたい。
小さな穴からどうやってケーブルを引っ張り出そうかな‥

考えました。

カーポートの柱への配線工事の工夫

アルミのワイヤーが手元にあったので、ケーブルの先にワイヤーの輪を付けて柱の中に垂らします。そして柱の穴からカギ棒を入れて、手探りで輪っかに引っかけて引き出すのです。
カギ棒は、ケーブルの芯線の先をカギ形に曲げたものです。

なんとか引き出せたものの、アルミのワイヤーはやわらかくて柱の中で輪の形が崩れてしまい、引っかけるのが難しくて苦労しました。
アイデアは良かったのですが、材料がイマイチだったですね。

この画像ではちょっとわかりにくいですが、ケーブルの端切れがカギ棒です。

カーポートの柱への配線工事の工夫2

しかし、今度は、5メートル近い幅がある梁の端から反対側の端までVVFケーブルを押し入れようとするのですが、中でぐにゃぐにゃ曲がるばかりで端まで届きません。
通線ワイヤーというのを使えば簡単そうですが、安くても2~3千円するので、ムダな気がします。
思いついたのが、余ったPF管です。土中に埋めた残りが3メートルばかりあったので、まず梁の中にPF管を通し、管の中にケーブルを押し込んでいったら簡単に向こう側の端まで通すことができました。

梁の中は、こんな風にケーブルがぐにゃぐゃ這うことになります。

カーポートの柱への配線工事(梁の中)

こうして、すいすい通らないケーブルを、カーポートの部材の中に収めることができました。
知恵の出しどころ満載といった通線作業でしたが、大体、クリアできました。

だんだん形になっていくのは楽しいですね。  

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スイッチやコンセントを取り付ける

難しいところをクリアしてきたので、大分、モチベーションも上がってきました。
カーポートに器具を取り付けていくのは、形が出来上がっていくので楽しい作業です。

プルボックスとコンセントの取り付け

まず、建物から引いてきたPF管に接続したプルボックスを、カーポートの柱に取り付けました。

カーポートの柱への配線工事(プルボックス取り付け)

被覆がついたままのケーブルは建物の電源からのものです。
白黒の芯線の一対は柱の上の方に伸びていて、3路スイッチや照明器具に接続します。
もう一対は下に伸びていて、防水コンセントと接続します。

差込コネクタで接続しました。

カーポートの柱への配線工事(プルボックス内の接続)
カーポートの柱への配線工事(プルボックス取り付け完了)

カーポート後方の3路スイッチ取付け

カーポート後方の柱に防水型3路スイッチを取り付けます。

カーポートの柱への配線工事(スイッチ取付予定の柱)

柱からケーブルを引き出す方法は、前回、アルミのワイヤーはイマイチだったので、結束バンドを使ってみることに。

カーポートの柱への配線工事の工夫3

この改良版は、輪の形がしっかり保たれるので引っかけやすいし、切れる心配もなく、すんなりと引っかけることができました。
良いアイデアでしたね。

スイッチのボデーを柱に取り付け、柱の穴から引き出したケーブルを3路スイッチに接続します

3路スイッチへの3Cケーブル接続
カーポートの柱への配線工事(プルボックス取り付け)
カーポートの柱への配線工事(プルボックス取り付け2)
カーポートの柱への配線工事(プルボックス取り付け3)

これで、後方のスイッチの取り付け完了。
もう一つのスイッチは、前方の梁までケーブルを延長してから取り付けます。

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配線の通り道をつくる

後方の柱のスイッチの取り付けが終わりました。

対角前方の柱にスイッチを取り付けるには、電源を引き込んだ後方の梁から前方の梁へ、さらに続いて柱の中まで、ケーブルを伸ばす必要があります。
しかし、前後の梁の間には、ケーブルを通せる中空の部材がありません。
どうやってケーブルを隠して前方に伸ばそうか‥
屋根回りの構造をよく見ると、前後の梁の間に屋根の側板があります。
その側板には、強度をだすためか、内側に2センチくらいの水平な出っ張りが付いています。

カーポート照明の配線工事(配線経路)

側板の出っ張りに、2㎝×2㎝の樹脂製のアングルをビス止めして、ケーブル受け用の溝を作りました。
この中に、2芯ケーブル2本を這わせて前方の梁まで伸ばします。

カーポート照明の配線工事(配線経路工事)
カーポート照明の配線工事(配線経路完成)
カーポート照明の配線工事(後方から前方へのケーブル配線)

前方の梁と柱の間の接合部にドリルで穴をあけ、ケーブルを柱の中に垂らします。
引き出したケーブルを3路スイッチに接続。
こちらのスイッチは、アプローチの関係で、柱の横に取り付けました。

カーポート照明の配線工事(防水スイッチ)

配線の主なところは済んだので、これから、いよいよLED投光器を取り付けます。
でも、その前に、やることがありました。 

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LED投光器の取り付け 

LED電源コードの加工

購入したLED投光器の電源コードは、プラグをコンセントに挿す仕様なので、VVFケーブルにつなぐには加工する必要があります。

カーポートの梁に開けた12㎜程の穴にコードを通すので、プラグを切り取ってギボシ端子と付け替えることにしました。
ギボシ端子はクルマ用ですが、10ワット程度の器具なので大丈夫だと思います。

LED投光器のコードは「より線」なのでギボシ端子をかしめてつなぐことができます。一方のVVFの方は単線で、うまくかしめることができないのでハンダ付けしました。

カーポート照明用のLED投光器のコード加工

小さい穴に通すので、重ならないよう白線と黒線の長さを互い違いに変えてます。

カーポート照明用のLED投光器のコード加工(ギボシ端子)

カーポートの前後の梁にLED投光器の取付位置を6か所決め、穴あけ加工をします。
1か所につき穴は二つです。
一つはLED投光器の取り付けステーを固定するため、もう一つはコードを通す穴です。

梁の中をライトで照らしていたので、コードを通す方の穴が明るく見えています。

カーポート照明用のLED投光器を取り付けるための梁の穴あけ加工

ステーは「ターンナット」を使って取り付けました。
薄い部材にねじ止めするときに使うと便利ですね。

ターンナットは、つばの部分まで部材の穴に差し込みます。
ターンナットの穴にねじを入れると、その先端が横を向いていたナット部分を90度回転させて、そのままねじ込めるようになり、ナットが引き寄せられて部材を挟んで締め付けます。
ターン(する)ナットですね。

ターンナットの仕組み(ネジを締め込む前・途中・後の3段階の様子)

こちらは、LED投光器につなぐため、ギボシ端子を梁から引き出したところです。
右の穴はターンナットを差し込んだ状態です。

カーポート照明の配線工事(LED投光器取付部分)

梁の中の画像。
真ん中あたり、ステーの取り付けねじがターンナットで止まっているのがわかります。

ターンナットの固定の様子

LED投光器を取り付けたところです。
カーポートとよくマッチしたデザインだと思います。

カーポートの梁に取り付けたLED投光器

真下から。

カーポートの梁に取り付けたLED投光器(真下から姿)

斜め下から。

カーポートの梁に取り付けたLED投光器(後方の右と中央)

真横から見たらこうです。

カーポートの梁に取り付けたLED投光器(前方・真横から)

これで一応、照明器具やスイッチ、コンセントの取り付けが全部終わりました。
早く点灯してみたい…  でも、もう少しやることが残っています。

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配線の接続とテスト

ぐにゃぐにゃでもカッコ良く

後方の梁の中で、各ケーブルを差込コネクタとワンタッチコネクタで配線図どおり接続しました。
WAGOワンタッチコネクタは、「おっと、さし間違えた…」というときでも、付け外しが自在なので、とても便利です。全部これにしたいのですが、お値段が少し…ね。

ぐにゃぐにゃのケーブルも、整えたらカッコよく見えますね。

カーポート照明の配線工事(ケーブルの接続部分)

こちらは前方の梁の中の接続です。少しぐにゃぐにゃ感が残りました。

カーポート照明の配線工事(ケーブルの接続部分2)

回路のテストはどうやって?

一応、配線の接続が終わったのですが、すぐに100Vの電源に繋ぐ勇気はありません。
正しく配線が接続できているか、テストしてみないと怖い。
テストは、3路スイッチを操作してみて、回路が実際にON・OFFするのを確認できればよいのだと思います。

その方法を考えました。
照明が点灯している時の回路の状態は、スイッチが閉じて、白熱灯ならばフィラメントで接地側と非接地側がつながっている状態です。
3路スイッチを操作して接地側と非接地側の導通の状態がつながったり切れたりすれば正しく接続できているはずです。

導通の確認のためにテスターをつなぐのですが、カーポートの柱に取り付けたコンセントが役立ちました。
コンセントの両極はそれぞれ接地側と非接地側なので、ここにテスターを繋いでスイッチ操作をすれば、導通の状態が切り替わることを確かめることができます。
コンセントにつなぐときは、LED投光器から切り取って不用になったプラグが役に立ちました。
柱の3路スイッチまで届く長さの延長コードにプラグを差して、テスターに繋ぐのです。

カーポート照明の配線工事(防水コンセント)
カーポート照明の配線工事(通電前の動作テスト)

このようにテスターをつないで3路スイッチをパチパチしてみましたが、あれれ?
導通しません。

理由がわかりました。
LED照明には電子回路があります。
白熱電球のように接地側と非接地側とがフィラメントで単純につながっているわけではないので、事前に投光器に接続する黒線・白線をジャンパー線でつなげた状態にしておく必要がありました。

こうして、なんとか2か所ある3路スイッチのどちらも、スイッチ操作で導通状態が切り替わることが確認できました。
材料が揃うなら、電源を乾電池にして、LED投光器を豆電球に置き換えて模擬的にテストする方法もあるかと思います。その方が直接的でわかりやすいかもしれませんね。

回路のテストが済んだので、いよいよ最終段階です。 

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電源に接続して 点灯!

電源接続はドキドキ

回路のテストが問題なさそうだったので、建物の電源にケーブルを接続します。

まず、分電盤で居間のブレーカーを切っておきます。

これが、居間にあるカーポートに近いコンセント。
20数年前に建てたパナホームのコンセントは、こんな丸いデザインです。

カーポート照明の配線工事(電源を取り出した室内のコンセント)

コンセントを壁から取り外し、カーポート側から引き込んでおいたケーブルを差込コネクタで接続しました。

カーポート照明の配線工事(電源を取り出した室内のコンセントとの接続状態)

さあ、いよいよブレーカーをオンします。
大丈夫とは思っても、オンした途端にバチバチッてならないか…ドキドキの瞬間です。

「パチン」 何も起こらない… よかった。

そしてカーポートのスイッチ オン

   点灯!  感動しました。

が、やっぱり昼あんどんでは お役立ち感がイマイチ。
真っ暗闇にならないとね。

夜が待ち遠しい…

きれいなカーポート照明
きれいなカーポート照明2
きれいなカーポート照明4
きれいなカーポート照明3
きれいなカーポート照明5

実際は、写真よりも随分明るく感じます。

大成功でした。
めでたしめでたし  

あぁ 気持ち良い達成感‥‥
今晩はよく冷えたビールと、アツアツの串揚げでお祝いしよう。

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