クルマを手洗いしたとき、フロントグリルやホイールのなどの隅に汚れが残ると嫌ですね。
複雑な形状になじむブラシのようなものがあると、隅々までキレイにできそうです。
あまり期待せずに使ってみたら とても役立ったので、100均の塗装用ハケを使った洗車の方法を紹介します。
手洗い派か洗車機派か‥
誰もがやっているクルマのメンテナンスといえば、洗車ですね。
隅々まで自分の手で洗いたい手洗い派、あまり手間ひまかけたくない洗車機派、
そして両方を使い分けるのはハイブリッド派?‥そんなの聞いたことないです。
洗車機はとにかくラクですね。
近頃の洗車機は、水洗いからガラス系コーティングまで、洗い方のグレードが豊富で洗剤やブラシの性能も良いので、洗車機派が増えているような気がします。
わが家の場合、私は手洗い派ですが、奥さんは洗車機派というか‥
小声で言わせてもらうなら‥ 洗車しない派!?
なので、奥さんのワゴンRくんのドアミラーやドアハンドル周りには水アカというか、黒いスジが染みついて、普通のカーシャンプーでは落ちなかったりします。
こまめに洗車機にかけていれば、ある程度きれいに保てるんですけどね。
便利な洗車機ですが、難点は洗い残しが結構あること。
洗車機メーカーは洗い残し解消に奮闘しているでしょうが、複雑なクルマの形状に対応させるのは至難の業だと思います。
特にホイールは、凹凸が多くて回転ブラシや高圧水が届きにくいところ。
拭き上げるときにブレーキダストやホコリを取らずに放置しておくと‥
ボディはきれいなのにホイールだけ真っ黒なクルマ、よくみかけますね。
100円のハケで‥くるくるチョイチョイほいさっさ
手洗い派の私は、ボディの細かいところは小さめのスポンジかタオルで洗っていたのですが、どうしても「四角い部屋を丸く掃く」みたいですっきりしません。
それを解決してくれたのが、これ‥
ダイソーのハケです。もちろんペンキやニスの塗装用ですけど。
5年ほど使った1本目が少々くたびれてきたので、リピート買いをしました。
まさに使いやすい道具があれば楽しいDIY‥重宝しています。
本来の用途ではありませんが、この毛足の長さとコシの強さが絶妙な感じ。
毛足は6㎝ほど。
適度なコシがあって、濡れてもしなやかで形が崩れません。
細くてやわらかいので、塗装を傷つける心配もありません。
大抵の隙間には届いて、ミゾや隙間に溜まりがちな汚れを落とせます。
まずはルーフパネルの継ぎ目をサッサ‥
フロントガラスとピラーの間の溝をサッサ‥
ミゾや隅に溜まった汚れが水で伝い落ちて、黒いスジの原因になるようですね。
サッサと取りましょう。
続いてワイパー下周りの凸凹もチョイチョイ‥
サイドウインドウとバイザーの間をサッサ‥
ドアハンドルのくぼみをくるくる‥
エンブレムの中もくるくる‥
バンパーの複雑なところもくるくる‥
フォグランプまわりをくるくる‥
ホイールの凸凹もくるくる‥
ところで、水滴も付いてなくて写真がリアルでない?
実は、乾いた状態で撮影しました‥ カメラが濡れますので。
実際に使っているときはカーシャンプーでアワアワです。
使い道はまだまだ、フロントグリルの凸凹などたくさん出番があります。
洗車機派の人からは、
「こんなものでチマチマ洗車するなんて、めんどくさー」
なんていう声が聞こえてきそう。
でも、手洗い派にとっては、車体の汚れはストレスになります。
汚れとストレス、どちらも溜めるのはイヤですね。
くるくるチョイチョイほいさっさ‥ハケを使えば実に簡単、効率的。
おかげで2回目の車検を迎えるレヴォーグくんは、隅々までキレイを保っています。
たった100円のハケがとても役に立つという、洗車のtipsでした。