DIYで門灯をタイマーコントロール

お家で電気工事

わが家の門灯。
以前は、夜でも点灯してないことが多かったです。

なぜかというと、手でスイッチを入れ切れしていたからです。
いちいち面倒で、
気づいても、まあいいや‥
というわけで。

少し離れた玄関灯は、人感センサースイッチを組み込んだおかげで、外から門扉を開けるタイミングで点灯してくれます。

しかし、門扉前は階段で、門灯の明りがないと、暗くて昇り降りに気を遣います。

門灯に人感センサーを組み込むことも考えたのですが、人や車が側を通るたびに点いたり消えたり‥
散歩の人は気になるかもしれませんね。

やはり門灯は、タイマーで自動的に点灯・消灯できるのがよさそうです。
後付けできるタイマーがあれば、第二種電気工事士なので、DIYするのは大丈夫。

早速、パナソニックの「あけたらタイマ」を取り付けました。

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便利な パナソニック「あけたらタイマ」

タイマースイッチを調べて、目に止まったのはパナソニックの「あけたらタイマ」。
既設スイッチと同じシリーズなので、さりげなくスイッチ枠に収まります。

なのに秘密のトビラをあけると‥
おぉー♪
って感じがなかなかいいですね。

ところで、タイマーなのに「‥‥タイマ」?
脱字じゃなくて‥

あけたらタイマ のうれしい機能

特長がいくつかあります。

24時間タイマー
1日1回、「入」「切」ができるのは期待どおり。

さらに、うれしい機能がついていました。

遅れ消灯
スイッチを「切」にしても一定時間点いたままで、出かけるときに便利です。

留守番タイマー
数日間留守をするときなど、設定時間を一定範囲内でランダムにずらし、在宅の気配を感じさせる機能です。

機種を選ぶ

あけたらタイマは、3機種あります。
スイッチと照明器具の配線方法の違いで使い分けるようなんですが、パッと見ではよくわかりませんね。

WTC5331WKとWTC5332WK2線式WTC5333W3線(4線)式とあります。

どれが合うのかわからないので、3機種の特長と配線方法などをいろいろ調べました。
詳しいことは、こちらの記事にまとめています。

ほとんどの場合は2線式でOKのようです。
でも、実際にわが家の門灯スイッチと取り替え可能かどうか‥

門灯スイッチを取り外し、配線を確認してみました。
上側が門灯スイッチで、単線が2本挿し込んでありました。

黒い線は、同じ取付枠の玄関灯スイッチからの渡り線で、AC100V電源になります。
赤い線が門灯側です。

下の図は2線式 WTC5331WKの配線図。
3機種の中で、もっともシンプルな配線です。
わが家の門灯スイッチの配線は、これに合致しますね。

製品の取扱説明書から

ということで、
2線式WTC5331WKを、ネットで送料込み4,200円程で購入しました。

WTC5331WKと追加したハンドル

WTC5331WKは、スイッチ本体の上にブランクチップが付いています。
その位置には玄関灯のスイッチを移設するので、右下に写っているトリプルスイッチサイズのハンドルも合わせて購入しました。

背面には、電源側と器具側の単線を挿す端子穴が2つ。

既設スイッチの取り換え工事

取り換え工事は、既設スイッチの単線2本をあけたらタイマに挿し替えるだけです。
作業そのものは簡単ですが、電気工事士の資格が必要な工事です。

ブルーは片切スイッチ、イエローは3路スイッチと4路スイッチ。

取付枠を壁に固定しているビスはやたら長いので、ドライバーで回すには手がくたびれます。
そんなとき、ドライバー型の小型電ドラがとても便利。

スイッチを組み替えるのは左側の取付枠ですが、作業しやすいよう真ん中の枠も外しています。

基本的には、門灯スイッチに接続してある2本の線をタイマーに挿し替えるだけ。
電源は黄色矢印のルートで渡ってきています。

スイッチから電線をはずときは、プレートはずしキーがとても重宝。
解除穴に差し込めば、マイナスドライバーよりも簡単・確実に単線を抜くことができます。

写っているのは、パナソニック プレートはずしキー WV8400
化粧カバー外しや絶縁枠の器具外し、器具の電線外しに使えます。

取り外した門灯と玄関灯のスイッチ。
1つをタイマー側に移設します。

枠からスイッチを外すときは、プレートはずしキーやドライバーの先などでスイッチ右側面の突起を押してやります。

あけたらタイマの上部のスペースに移設したところ。

黒と白の線が挿してあるのは、移設した玄関灯スイッチ。
下のあけたらタイマの方には、玄関灯スイッチからの電源の渡り線(黒)と門灯側の線(赤)を挿しています。

取付枠を壁に戻したところ。
タイマースイッチの取付枠の下側のネジ穴は、ドアハンドルの下に隠れているので、ハンドルを外して取り付けます。

ドアハンドルの外し方は、一般のハンドルと同じ。

外したハンドル(裏面)

最後にカバーパネルとハンドルを取り付けて‥

完成~♪

スイッチの取り替えは、単線の抜き挿しだけだったのでとても簡単でした。

使い方は簡単

扉を閉じていれば普通のスイッチと同じで、タイマーに関係なくON・OFFできます。

扉を開けると、裏面にタイマーの設定方法が貼ってあるのが親切ですね。
次に変更する頃には、きっと忘れているでしょうから。

タイマーボタンで「定刻」にして入・切 時間を設定すれば、毎日、自動的にオン・オフしてくれます。

「留守」に切り替えれば、定刻タイマーの設定時間ををランダムにずらす留守番タイマーになります。

「遅れ消灯」は、遅れ時間を5秒から5分の範囲で設定しておけば、点灯しているときにスイッチをオフにするだけ。0秒の設定なら遅れなしです。

緑色のほたるランプの表示は点灯・消灯に連動し、遅れ消灯中は点滅します。

一応、使い方が理解できたところで、夕方18時から22時までタイマーセット。

夜の門扉前はほんのり明るくなり‥

もう階段でよろけることもないなー

今回、ついでに門灯の蛍光灯をLED電球に交換しました。

消費電力が7Wから2.3Wになり、1/3です。
毎日4時間点灯すると、電気代は月に10円くらい。
電球代は2~3年で回収できそうだ‥
小さい話ですけどね。